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はじめのサイン

森の巨人たち

御岩山の三本杉

茨城県日立市◉林野庁選定 国有林樹木百選から

御岩山の三本杉

 今回から「はじめのSAiN」では、林野庁が2000年に選定した国有林を代表する樹木の百選「森の巨人たち百選」から、全国の「杉」の名木をご紹介していきます。


 最初は、茨城県日立市入四間町、常陸国最古の霊山といわれる御岩山の麓に鎮座する御岩神社の御神木「御岩山の三本杉」。
 推定樹齢およそ500年、幹のまわりは約8m、地上約3mのところから幹が3本に分かれ、樹高は約50mに達します。


御岩神社は、縄文晩期の祭祀遺跡の発掘や、奈良時代初期に編纂されたとされる『常陸国風土記』にその古称の記述が残り、古代から信仰の地であったようです。
 山伏の修験道場でもあり、周囲はうっそうと樹木が繁り、神秘的な空気が漂います。


 その昔、この杉の三つ又に天狗が棲んでいたという伝説が残りますが、今何処に?