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はじめのサイン

森の巨人たち

英彦山の鬼杉

福岡県田川郡◉林野庁選定 国有林樹木百選から

英彦山の鬼杉

 林野庁が選定した「森の巨人たち百選」の中から、「杉」の名木をご紹介する「はじめのSAiN」。
 2回目は、福岡県田川郡添田町の「英彦山(ひこさん)の鬼杉」。
 標高1199mの英彦山は、耶馬日田英彦山国定公園の一部で、日本百景にも選ばれています。


 古くから山岳信仰の聖地で山伏が修行する修験道として名高く、奈良の大峯山、山形の出羽三山と並び日本三大修験山の一つといわれています。


 「英彦山の鬼杉」は、樹齢1200年以上といわれ、幹の周囲は約12.4m、上部が落雷で欠損していますが、高さは約38mあります。


 昔々、鬼たちが住処を求めて英彦山にやって来ましたが、権現様にごまかされて退散することになりました。
 鬼の首領は杉の杖を大地に突き刺し、去って行きました。
 そこから芽が出て巨木となったのが、この「鬼杉」という言い伝えです。