カイケンコーポレーション

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はじめのサイン

花鳥風月

自然の風物を愛でる楽しみ

ああ諸君はいま
この颯爽たる諸君の未来圏から吹いて来る
透明な風を感じないのか


宮沢賢治の『春と修羅』におさめられた「生徒諸君に寄せる」という詩の一節です。


風は目には見えませんが、草木の揺らぎや音、香り、雲の流れ、肌にふれる感触などで感じることができます。


春の風は「春一番」や「東風(こち)」、夏の風は「南風(はえ)」や「青嵐(あおあらし)」、秋の風は「金風(きんぷう)」や「野分(のわき)」、冬の風は「木枯らし」や「からっ風」など、季節ごとに吹く風の名を知ると、風の姿が立ち現れてくるようで不思議です。


今この時代を生きる私たちに吹いてくる「未来圏からの風」は、どんな色や香りを運んでくるのでしょうか。

空