カイケンコーポレーション

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【はじめのSAiN】

自然世界の四元素といわれる
「空気・土・火・水」のこと

Vol.3

 「火」は「光と熱」からできています。物質が「燃える」には酸素が必要で、「燃える」とは、空気中の酸素が何らかの燃料と高温で激しく反応し、光と熱を出している状態のことです。

 火を使うのはヒトだけですが、火を使えるようになったからこそ、「ホモ・サピエンス=賢いヒト=現生人類」になったのかもしれません。

 火おこしの発見、火を操る方法の発見は、おそらく人類最大の発見のひとつです。火は「あかり」になり、「ぬくもり」になり、「武器」になり、「料理手段」や「道具を作る手段」になり、ヒトは他の動物とは全く違う生活をするようになって、文明・文化をかたちづくっていくことになりました。

 「火の神」にまつわる伝説や「火祭り」のような儀式は古くから世界中にあり、ヒトは火の力を敬い、畏れてきたことが分かります。

 ゆらめく炎にふっと魅入られてしまうのは、私たちのどこかに宿る遥か太古の記憶のせいなのでしょうか。