カイケンコーポレーション

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はじめのサイン

森の巨人たち

天城山の太郎杉

静岡県伊豆市◉林野庁選定 国有林樹木百選から

屋久島の縄文杉

林野庁選定「森の巨人たち百選」の中から「杉」の名木を紹介している「はじめのSAiN」。

4回目は、古くから湯治場として知られる静岡県伊豆市湯ヶ島、天城(あまぎ)山の太郎杉。


天城山中の渓谷に湧く湯ヶ島温泉は、川端康成『伊豆の踊り子』や井上靖『しろばんば』の舞台としても知られ、石川さゆりの代表曲『天城越え』にも「浄蓮の滝」などこの地の名所が出てきます。

樹齢約450年以上とされる太郎杉は、滑沢(なめさわ)渓谷の入口から南西約2キロ先の林道沿いにあり、高さ53m、根回り13.6m、幹回り9.73mを誇る静岡県指定の天然記念物です。


「太郎」とは「長男」のほか「最も優れたもの」「最初にあるもの」を指す語で、天城山随一の巨木であることから「太郎杉」と名付けられたようで、今も天城のシンボルとして親しまれています。