カイケンコーポレーション

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SAiN SPECIAL FEATURE

コロナ時代の家づくりで、家族が安全暮らすために大事なことは何でしょうか?

Talk about Safe Home in The Era of Coronavirus 公衆衛生の専門家に聞く ウイルスに負けない住まいとは

対談 広島大学名誉教授認定公衆衛生専門家烏帽子田 彰氏 カイケンコーポレーション株式会社 代表取締役浦上 直

えぼしだ・あきら

広島大学名誉教授。認定公衆衛生専門家。温泉療法医。医学博士(甲種)。1985年厚生省入省。厚生省局次長、総理府技官を経て、2000年広島大学医学部教授。日本公衆衛生協会理事及び政府科学研究事業企画評価委員等を務める。

うらかみ・すなお

カイケンコーポレーション株式会社代表取締役。幻の漆喰、幻の漆喰ピュアケアウォール、音響熟成木材、清活畳を開発。健康住宅アドバイザーとして全国各地で健康住宅セミナーを開催している。

空気の質が問われる時代へ

パンデミックとなった新型コロナウイルス感染症は世界を一変させ、その影響は油断できない厳しさで長期化の様相を呈しています。
新たなウイルスとの共存を余儀なくされる時代に、「住まいと暮らし」はどうあるべきか・・・。
公衆衛生の専門家である烏帽子田広島大学名誉教授と、鳥インフルエンザウイルス感染価を100万分の1にする「幻の漆喰」を開発した、木造住宅の健康自然建材メーカー・カイケンコーポレーション代表の浦上との対話を通して考えます。

「ウイルス」と「細菌」は違う

●浦上そもそも「ウイルス」と「細菌」は全く違うもので、いわゆる「抗菌作用」が「抗ウイルス作用」を意味するものではありませんね。

●烏帽子田そうです。細菌は0.5〜5マイクロメートル(※1)の大きさで、ウイルスはその30〜50分の1程度の大きさです。
 細菌や植物細胞には細胞膜と細胞壁があり、動物細胞は細胞膜だけです。しかし、ウイルスにはどちらもありません。
 新型コロナウイルスは、遺伝子であるDNAやRNA自体がカプシッドと呼ばれるタンパク質で包まれ、更に外側にはエンベロープといわれる脂肪でできた二重の覆いがあります。ウイルスは他の細胞に入り込んで増殖しますが、入り込んだ細胞を乗っ取って壊してしまいます。
(※1)1マイクロメートルは1ミリメートルの1000分の1[1μm=0.001mm]仮に0.1μmのウイルスの場合1mmに10,000個並ぶ

●浦上ウイルスの種類はどのくらいあるのですか。

●烏帽子田国際ウイルス分類委員会によると、ウイルスは3万種にも及び、アメリカ国立衛生研究所(NIH)の研究では、人間は一生に約200ものウイルスに感染する可能性があるそうです。

●浦上人間とウイルスとの付き合いは、かなり古くからのようですね。

●烏帽子田諸説ありますが、ウイルスは3億年程前から地球に現れ、人類と付かず離れずの関係を保ってきたといわれています。
 最近の研究で、ヒトの遺伝子の40%(※2)近くはウイルスからきたと判ったのですが、今後もヒトとウイルスは「攻めぎあい」と「ほどほどの緊張関係」を保ちながら共存し、未来に向かうと思われます。
(※2)最新の研究ではヒトのDNAの約8%がウイルス関連であるとの説もある

「空気がうまい家」さつま見学工場コンセプトハウス

空気の質を高め、家庭内感染に備える

●浦上新型コロナウイルスの背景には、温暖化など地球環境の変化があるように思います。ウイルスを完全に無くすのは不可能でしょう。
 問題は「どうやって付き合っていくか」ですね。

●烏帽子田多くの未知のウイルスがまだまだあると思われます。文明と共に自然破壊や未踏の地域に人類が足を踏み入れることでウイルスに出くわすわけですが、日常生活のなかで予防・克服するためには、生活環境・生活空間に積極的な対策を行うことが極めて大切です。
 今後、更にテレワークなどが進むと、室内で過ごす時間が増加し、建物や住まいの質、特に「空気の大切さ」が問われます。

●浦上1日に1万ℓ以上の呼吸をしますからね。飛沫などによる家庭内感染にも注意しなければいけません。

●烏帽子田対人関係では飛沫感染は防ぎきれません。空気清浄機や消毒液散布もさることながら、なんといっても空気を清浄化・無毒化できる内装素材や住空間がいいでしょう。
 例えば「漆喰」の場合、本物の漆喰はなかなか手に入りづらく、化学合成した糊を混ぜ合わせた漆喰が一般的です。こういったものではなく、清浄化作用のある空気を変える力を持った「伝統的で本物の漆喰」が望ましい。
 「漆喰」といっても千差万別で、化学合成した糊を混ぜない本物で純粋な漆喰にようやく出会ったのが「幻の漆喰」で、実のところ私はかなり救われました。

「音響熟成木材」と「幻の漆喰ピュアケアウォール」によるマンションリノベーション

ウイルスを100万分の1にする幻の漆喰

●烏帽子田化学物質過敏症に悩まされ、様々な対策を経て最終的に住まいも職場も幻の漆喰と音響熟成木材でリフォームしたのですが、途端に違和感から解放され、ずいぶん楽になりました。体調もさることながら、仕事の集中力も戻りました。

●浦上「幻の漆喰」は、鳥取大学鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターの伊藤教授との共同研究で、鳥インフルエンザウイルスの感染価を100万分の1に低下する効果が実証されました。
 同様の実験で「幻の漆喰ピュアケアウォール」も同等の結果でした。
 伊藤教授は、ウイルスの構造は同じなので、他のウイルスでも同様の結果になるだろうと言われています。

●烏帽子田鳥インフルエンザウイルスもコロナウイルスも、ウイルスとしてはほぼ類似のものですから、その効果は同じと考えていいでしょうし、今回の新型コロナウイルスにも同等の効果が期待できるはずです。

鳥インフルエンザウイルス感染価を抑制する幻の漆喰

免疫力を高める杉の力を活かした音響熟成木材

免疫力を上げる自然の力を活かした住環境

●浦上ウイルス対策で非常に大事なことは、手洗い・うがいなどの予防に加えて、「免疫力を上げておくこと」だと思います。

●烏帽子田日常的に免疫力を上げておくために大事なのは、体調管理です。
 特に適度な運動で血行を良くし、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などのミネラルとビタミン類の豊富な食事を心がけることですが、意外や意外な盲点が「住環境」です。
 サーモグラフィーを使った実験を行ったことがあるのですが、新建材を使った住空間は人の体温を下げてしまいます。体温が下がると、免疫力も落ちてしまいます。
 また、室内の「乾燥」にも注意が必要です。

●浦上無塗装で木の命が生きている音響熟成木材は常に呼吸しており、幻の漆喰と共に調湿作用があります。
 音響熟成木材と幻の漆喰の住まいが湿度30%以下になることは、ほぼありません。
 モデルハウスでご体感していただくと分かりますが、音響熟成木材は暑い時期にはひんやりし、寒い時期にはあたたかい感触になります。

●烏帽子田ホルマリンなどの防腐処理や化学物質を使わない「無塗装」で、「木が生きている」ということが重要ですね。
 集成材や合板は死んでしまった木ですから免疫力を下げますし、構造強度も弱く、長持ちしません。

●浦上ウイルス対策にワクチンは不可欠でしょうが、もっと根本的な「自然の力」を上手く利用することで免疫力を上げたり、予防につなげたりできる「あたりまえ」の生活環境を手に入れることが大切なのではないでしょうか。そのような自然の力を活かした住まいで、家庭内感染を抑えることが重要だと考えます。

鳥インフルエンザウイルス感染価を100万分の1にする
「幻の漆喰®」「幻の漆喰®ピュアケアウォール®」

  • 化学合成しない天然素材の漆喰
  • 他にはない独自の光熱触媒作用
  • 化学物質を吸着・分解
  • 半永久的に室内の空気を清浄化
  • 鳥インフルエンザウイルス感染価を約100万分の1に低下(※1)
  • 花粉症原因物質の花粉アレルゲン濃度を90%以上低減(※2)
  • (※1)鳥取大学伊藤教授と共同研究
  • (※2)埼玉大学大学院王教授と共同研究

免疫力を高める杉の力が生きている「音響熟成®木材」

  • 南九州産の杉を独自に音響熟成
  • 無垢・無塗装で香り高い木材
  • 木の命が生きている
  • 半永久的に室内の空気を清浄化
  • しなやかで地震にも強い
  • ウイルスや細菌毒素から生体を守る免疫力を高める生きた杉の力
  • フローリング材は足裏に心地いい「うづくり」加工で一年中快適

健康は生活の場で創られる

●烏帽子田「公衆衛生」は「みんなの健康」そして「社会の健康」を培う領域です。
 学問領域は非常に広く、アメリカでは公衆衛生だけで大学院があり、文系、理系、医系、あらゆる分野の専門家が集まり「どうすれば健康に生きていけるか・健康に住まえるか・健康な社会と環境を創れるか」などを追求しています。

●浦上WHOの「健康」の定義も、単に身体的なことだけではありませんね。

●烏帽子田WHOの健康政策立案の中心人物だったイローナ・キックブッシュ博士の「健康は医師や薬によって創られるのではなく、人々が生活する場で創られる」という名言があります。

●浦上まさに日常生活の大切さ、住環境の大事さを伝える言葉ですね。
 私たちも「住む人にとって安全で健康で環境に優しい家づくり」を通じてお役に立てるよう、努めていきます。

●烏帽子田今回の新型コロナウイルス禍で、住まいの空気の質が更に大事になりました。健康にとってプラスになる素材をよく見極めて選び、本来の在来工法の利点や良さの「あたりまえさ」を大切にし、現代の知恵を加味した工法で、更に自然の叡智も活かした住まいへの切り替えに思い切って舵を切るべきだと思います。

●浦上それがウイルスと共生していく時代に必要な住まいだということですね。

●烏帽子田真の「健康仕様の住環境」を徹底的に吟味されて、納得のいく「空気の質」を手に入れていただきたいと思います。