社長の行動

社長コラム

 私は「健康住宅セミナー」や講演会の冒頭に「子ども達をシックハウス症候群から救いたい!」という言葉を良く使います。何故この言葉をスタートで用いるかと言いますと、今室内の空気環境の悪化により、多くの子ども達が苦しんでいるからです。


当社の体感モデルハウスには毎週土曜日には身体に不具合を持つ子ども達とその両親が体感宿泊なさいます。一番多いのがアトピーを持つ子ども達。私が接していて感じるには、体感されるご家族は大きく分ければ二つに分かれるようです。一つはこれからご新築を計画される方、そして一方はご新築されてまだ二、三年目のご家族です。


前者のお客様は子ども達の病気のことを念頭に家をお選びになるので、健康素材について研究されていますし、色々なモデルハウスでそれぞれの空気に違いを体感されています。子ども達も良い空気環境の家ではなかなか帰ろうとしませんので、そのことを最終確認として体感宿泊され、家を建てられた後も高い満足度を得ることが出来ます。ですが、新築後二、三年のお客様の場合は、全く話が違っていて、ご新築に引っ越されてから発病した場合が多いので、本当にシックハウス症候群にかかっているのかと、体感宿泊なさるお客様が大半です。宿泊後、お客様からヒアリングをするとたくさんの喜びのお声をいただきます。宿泊中はアトピーや鼻炎、喘息などの症状が治まり、快適に過ごせるのだそうです。


例を挙げますと、以前子ども達三人がアトピーを持つご家族がご宿泊なさったことがございます。三人とも痛々しい限りで、特に長男様は常にイライラした様子で、行動も落ち着きがありません。ご両親も「いたずらっ子なんですが、大丈夫でしょうか?」とご心配されるほどでした。私はこのようなケースは数多く見てきていますので、二時間もすれば落ち着くでしょうとアドバイスさせていただきました。すると一時間もしないうちに、ご長男様の様子がみるみる変化していき、イライラが解消された様子で、非常にリラックスして目つきも優しくなったのです。


翌朝、ご両親に宿泊のご感想をお尋ねしたところ、子ども達三人ともほとんど痒がらず、良く眠ることが出来ましたとのお声をいただきました。このご家族は大手ビルダーのMホームの2×4(ツーバイフォー)の家を三年前にご購入され、その後お子様が発病してしまったそうです。今更、家を売却する訳にはいきませんので、かなりお悩みになり、デザイン等に惹かれてしまったことを後悔なさっていました。


ご帰宅される日の朝、ご長男様が私に「おじちゃん、もうしばらく居てもいいですか?」と言ってきたときには、胸が熱くなりました。優しい目と子どもらしい可愛い顔になったこの三人の子ども達。現在はご両親の努力により、「幻の漆喰®」と「音響熟成®木材」でリフォームした住宅で過ごしています。体感宿泊エピソードのほんの一例ですが、同じ様なドラマはいくつもございます。まずは身体で体感!その一言に尽きます。子ども達を救うために、私は強く体感宿泊をお勧めいたします。

カイケンコーポレーション代表取締役 兼行住宅アドバイザー 浦上 直

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