社長の行動

社長コラム

皆様もご存知のように、米国における「サブプライムローン」に端を発した金融不安が、全世界の実体経済を狂わせています。好業績を続けていた企業も減収減益に陥り、私たちの生活にも先行きが不安な不況の波が押し寄せてきています。このような時期は会社も家庭も曇りがちで、何かと消極的になってしまいます。


特に、私も含め中小企業の経営者の方々や、そこで働く社員、スタッフの皆様方の会社の存続に対する不安は、計り知れないものがあると思います。
ただし、景気が悪化しているのは事実ですが、すべての企業の業績が傾いているわけではありません。東証の上場企業の内、18%の企業は現在も増収増益を続けているのです。
新聞やTV等から伝わる情報は、常に悪い方に偏っています。もちろん、気を引き締めるという意味での注意勧告は必要ですが、明るい部分の情報も多く長し、不安を解消していくことも、景気回復には必要なことだと感じます。


今回の不況が広がった大きな理由は、一部の人々の過熱しすぎたマネーゲームに原因があると言われています。楽をして儲けるという安易な考え方が、ゲーム感覚や博打的な発送と行動を加速させたのです。「振り込め詐欺」のように、人間の善意と弱みに付け込む悪質な行動を起こす者や、「事故米問題」で大きな利益を得ていた三笠フーズなども、この類の悪質感が否めません。一部の人たちの非人道的な私利私欲の為に、多くの人々が苦しむ結果になったのです。


こんな時代だからこそ、暗くなりがちな心を明るくする必要があります。
11月12日、鹿児島県のさつま町にある当社の音響熟成木材製造工場へ立ち寄ったときのことです。当工場では、入場者を厳格にチェックするため、工場出入口にゲートを設けています。いつもの様にゲート前に車を止め、ふと道路わきに目をやると、道端の雑草が綺麗な花を咲かせていました。


メダカと金魚 イメージ
真っ白で小さく、とても可愛らしい花です。太陽に向かい、小さいながらも力強く咲いている様子を、つい携帯電話のカメラに収め、時間を忘れて見入ってしまいました。
本当にちょっとした出来事だったのですが、時間が止まった様な、心が癒されたひとときでした。
されど「花一輪」、大きかろうが小さかろうが、暗くなりがちな気持ちを明るくしてくれる力は変わりません。

カイケンコーポレーション代表取締役 兼行住宅アドバイザー 浦上 直

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