

世界最古の木造建築物、法隆寺はなんと1200年前に建てられたものです。それは、日本古来の建築技術が非常に高かったことを示しています。私たちも古の技術をそのまま再現し、手間やコストがかかっても、200年先まで生き続ける住まいを建てたいと考えました。
あくまで伝統技法にこだわり、私たちのおすすめする「幻の漆喰」「音響熟成木材」「清活畳」を標準仕様とする、最高傑作の住まい。それが私たちの「200年住宅」です。
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現在の建築はほとんどが機械生産のため、建材の生産・加工過程で多くの二酸化炭素を出しています。とりわけ輸入材ともなると、輸送の段階で大量の二酸化炭素を放出していることになります。 では、できるだけ二酸化炭素を出さない家づくりとは? それは、国産の木材を使い、できうる限り人の手によって加工すればよいのです。つまり、材料を厳選し、本物の国産杉を使用し、伝統工法で建てる「200年住宅」は、そのまま「低酸素住宅」につながります。
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今の日本建築では「プレカット」と呼ばれる、機械を利用した材木加工が主流です。しかし、昔は手での木材加工が当たり前。材木を刻む前に「墨壺」という工具を使い、複雑な線を書き込む「墨付け」という作業の後、ノミで一箇所一箇所刻んでいくのです。その軽快で繊細なノミさばきはまさに職人の技。機械では不可能とされた細かい加工や、丸太の丸みを生かした加工も完璧に仕上げます。こういった細かい技は日本建設の醍醐味。
「手刻み」の作業の最初は「墨付け」。「墨壺」と呼ばれる工具から糸を引き出し、ぴんと張ったところを指ではじき線を引きます。素人目には分からない複雑な線が描き出され、刻む前の下準備が整います。
そして材木にノミを入れる作業が始まります。軽快なノミさばきで、瞬く間に材木が刻まれて行きます。手刻みだからこそ実現可能な、複雑な継ぎ手が表情を見せ、材料の一本一本が、まさに「作品」としての仕上がりを見せています。

伝統工法のひとつである「土壁」の前段階として行う「小舞竹組」。格子になっている竹と柱の間を、わらの縄で編み込んでいく技法です。大変複雑で技術が必要なため、実際できる職人さんも少なくなっています。完成してしまえば全く見えない部分ですが、手間と心を込めて仕上げることで、土壁の効果や強度が確かなものになるのです。こうした職人さんの手間と心を込めた作業を繰り返して伝統的な日本建築は成り立っていくのです。

細かく仕上げられた竹組に、熟練した土壁塗りのプロが配合した土を、左官職人が丁寧に塗り込んでいきます。内側から1回、外側から1回、しっかりと塗り込みます。足場が悪い場所でも経験と技で見事に仕上げられた土壁。天然の断熱材となり、自然素材ならではの呼吸・調湿を繰り返し、家全体の環境を整えます。