
ものづくりをしている会社としての、最低限の心構え。
地球環境を改善…などと大きなことはあまり言えませんが、
ほんの小さな一歩になれば、と思って始めたECO活動です。


地球温暖化の原因のひとつとされている二酸化炭素。それを吸収、または抑えるためにさまざまな対策が打ち出されています。実は二酸化炭素の吸収において、杉が非常に大きな効果を発揮することをご存じでしょうか。まず、杉は植樹されてから約10年の若木の期間に、多くの二酸化炭素を吸収します。その後、年数が経過するにつれ効果が減少し、50年ほど経った頃は吸収力はほとんど失われてしまうのですが、ちょうどその頃が建築材としては適正期。二酸化炭素を吸収する役割から、住む人をあたたかく守る役割へと変化するということなのです。
一度吸収した二酸化炭素は外に放出されることはないため、適正な伐採を行い、建物に利用、また新たに植樹を重ねることで、二酸化炭素の削減に大きな期待を持てるのです。
このことを受け、2008年には薩摩東部森林組合主催当社が共催した「さつま町の森を育む植樹祭」に参加。鹿児島県さつま町にてオビスギを植えました。これから30年後、50年後、どなたの家のお世話になるのか楽しみです。

私たちの小さい頃は、家の周りのあちこちでトンボやアメンボ、メダカやカエルなどを見かけました。よく田んぼや川に入っては、夢中で捕まえていたことを思い出します。あれから約20年、川が流れていた場所には道路が敷かれ、田んぼが合った場所にはアパートやマンション、住宅などが建てられるようになりました。もちろんそれで利便性は向上し、その恩恵にあずかることができているのですが、生きる場所を失った生き物や動物はどこにいったのでしょう。
そんなことを考え、さつま工場でつくっているのが「自然環境型防火用水池」です。雨水や川の流れなどを利用した自然池をつくり、そこに鯉などを放して生き物が生活できる環境へと変化させます。注意したのが土を使うこと。コンクリートを使わず、植物が育ちやすいように土を使った池にしているのです。
こういった工夫からどこからともなくさまざまな生き物が集まってきました。さらにその中で、小さな動植物をエサにカエルやトンボが集まり、それを目指して鳥が集まる…という小さな食物連鎖も生まれています。
いつしか美しい水にしか棲まないというカワニナ(ホタルの幼虫のエサ)も見られるようになり、ホタルの光も楽しめるようになっています。