カイケンの歴史

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カイケンコーポレーションの歴史は、シックハウスの原因となる化学物質に打ち克つ本物の素材で、本物の健康住宅を実現してゆく歴史です。

住宅産業に関わる一企業として、シックハウス問題に真摯に取り組むカイケンコーポレーションでは、2003年(平成15年)に施行された「シックハウス法(シックハウスの原因となる化学物質の規制を設けるなどの改正がなされた建築基準法)」は間違っていると、「健康住宅セミナー」や会報誌『SAiN』を通じて警告してきました。
厚生労働省が指針値を設定したシックハウス症候群の原因物質は13種類にも及びますが、シックハウス法が規制する化学物質は、「ホルムアルデヒド」と「クロルピリホス」の2種類だけなのです。
つまり、ホルムアルデヒドの発散量が微少で「F★★★★(フォースター)」に認定された化学建材であれば、他の化学物質がどんなに含まれていても無制限に使用できてしまうということになります。「シックハウス法」とは誰のために、何のために存在するのか、もう一度見直していただきたいと強く願います。
いま、学校でも新築や改装工事後に教室に入れない子どもたちが急増しています。カイケンコーポレーションは、これからも全国各地で健康住宅セミナーを行い、素晴らしい空気環境の中で子どもたちが安心してのびのびと育つ社会を創るために、訴え続けます。

カイケンの歴史とシックハウスの関わり
  カイケンコーポレーションの活動 シックハウスなどに関する社会的なできごと
1980年
(昭和55年)
  ●低ホルムアルデヒド合板・フローリングのJASが制定、F1、F2、F3の三段階基準決定
1995年
(平成7年)
  ●上原裕之氏(現NPO法人「シックハウスを考える会」理事長)により、「シックハウス」および「シックハウス症候群」という言葉が提唱される
1997年
(平成9年)
  ●厚生省が「ホルムアルデヒドの室内濃度指針値」を発表
1998年
(平成10年)
  ●「化学物質過敏症患者の会」が設立され、厚生大臣に化学物質の規制を求める要望書提出
1999年
(平成11年)
◎介護器具販売を手がける「介護器具研究センター」として創業 ●住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)制定
化学物質六種「ホルムアルデヒド」「トルエン」「キシレン」「エチルベンゼン」「スチレン」「アセトアルデヒド」の濃度測定項目が加わる(※その後2002年までに「パラジクロロベンゼン」「クロルピリホス」「フタル酸ジ—n—ブチル」「テトラデカン」「フタル酸ジ—2エチルヘキシル」「ダイアジノン」「フェノブカルブ」の化学物質7種の濃度指針値が定められ、全1種となる)
2000年
(平成12年)
◎『竹炭入り清活畳』の開発に成功  
2001年
(平成13年)
◎『幻の漆喰』の開発に成功 ●大阪府堺市の保育園園児約30人が新築された新園舎で「シックスクール症候群」にかかる
2002年
(平成14年)
◎『音響熟成木材』の開発に成功  
2003年
(平成15年)
◎薩摩川内工場開設 ●シックハウス法(改正建築基準法)施行
使用建材の制限、24時間機械換気の原則義務化、「ホルムアルデヒド」対策(内装の制限)、クロルピリホス(防蟻剤)の使用禁止が定められるが、シックハウスの原因とされる化学物質全13種(上記※参照)のうち2種に過ぎず、他の11物質は規制されていない
2004年
(平成16年)
◎カイケンコーポレーション株式会社として法人化
◎第1回「健康住宅セミナー」開催
 
2007年
(平成19年)
◎さつま工場開設  
2008年
(平成20年)
◎健康住宅推進協会設立
◎福岡市西の丘に「体感モデルハウス」オープン
◎「健康住宅セミナー」500回突破
 
2010年
(平成22年)
◎「健康住宅セミナー」650回突破 ●ぜんそくの子どもの数が過去最高、10年前の2倍となる(文部科学省学校保健統計調査)
●奥州市立の小学校で19人の児童がシックスクール症候群と診断される
●中国政府が屋内空気汚染関連の健康問題で年間220万人の青少年が死亡と報告書を発表
●新築された参議院議員会館で頭痛などを訴える国会議員や秘書が出る
2011年
(平成23年)
◎鳥取大学鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターとの共同研究(※)によって、『幻の漆喰』が鳥インフルエンザウイルス感染価を約100万分の1にする実験結果を得る(※『内装材の鳥インフルエンザウイルス<H5N3型>不活性化効果に関する研究』)
◎「健康住宅セミナー」700回突破
 
2012年
(平成24年)
◎健康・環境・介護をテーマに鹿児島アリーナで「空気がうまい住まい展」を開催  
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