カイケンコーポレーション

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大人のささやかなロマン

2019.02.27

    2月だというのに、昼間は半袖で走り回っている子ども達を見かけます。

    私も雪国で育ったけれども、半ズボンで年中過ごすのが当然で、雪深い日は、半ズボンに長靴というヘンテコな格好をしていた事を思い出します。

    そして、暖かくなってくると、人は活動的になるのでしょうか。

    兵庫県の方から連絡があり、私の家に遊びに来たいと言われたのです。

    私の家が京都府宇治市ですから、そこそこの遠出です。

    そして、来られた方々と楽しくて、笑ってしまう様な夢を語りあいました。

     

    私はピザが大好きなんで、結構な頻度で食べに行きます。

    pizza03

     
    「石窯を作りたいから見せて欲しい」というのが理由でした。

    詳しく話を聞くと、自宅の近くに美味しいピザ屋さんがある様で、食べに行くたびに「自分の家でも焼きたい」と思う様になったそうです。

    そのお店も、薪を燃やして石窯を温め、ピザを焼かれているそうです。

    「技術も確かにすごいと思うけれど、なんか薪で焼いたっていうのがいいですよね。」

    こんな話をしながら、石窯の作り方や、我が家の窯の改善点などをお伝えしました。

    ついでに、近所の更に凝った石窯も見にいきました。

     

    石窯については、こちらに掲載しています。
    http://www.e-kaiken.com/column/1242/

     

    せっかく来られたのですから、ピザを焼いて食べて帰ってください。

    pizza02

    石窯を見に行ったり、話をしたりしている間に、我が家の石窯もすっかり熱くなったようです。

    生地を伸ばして、昨夜から煮込んだトマトソースを塗って、ベーコン・チーズをのせて石窯に入れます。

    初めて自分でピザを焼かれる方は、焼けていく様子を真剣に見て、感激もしてくれます。

    「すぐに焼けるじゃないですか!」

    そして、焼けた瞬間に、切り分けていただきます。

    私もピザ職人ではないし、今日、ピザを焼いてくださった方も初めての挑戦で焼いたピザです。

    形もヘンテコですが、楽しくて美味しいのが不思議です。

     

    こんなの食べたら、石窯は必需品になるじゃないか?

    pizza01

    ピザを食べながら、「石窯は必需品」なんて言ってくれました。

    そして、石窯ができたらどんな生活をするのか、薪はどうするのか?

    ピザ屋さんを開いたらどうなるか?

    こんな話をしながら、午後の時間を過ごしました。

     

    そもそも、私が石窯を作ったきっかけは、炎を見たかったし、子どもにも見せたかったからです。

    近代的な家で生活をしている子ども達と話をしていると「炎」を見ない生活が当然になってきています。

    キッチンにもIHが導入され、冬の鍋もIHのコンロで楽しむようで、カセットコンロは無いという子どももたくさんいます。

    「炎」がない暮らしは、確かに安全ですが、ずっと眺めていても飽きない神秘性や薪のなんとも言えない香り…そんな所は子ども達に伝えておきたいなぁと思うのです。

     

    兵庫県に一つ手作りの石窯ができて、みんなでピザを焼いて食べる。

    そして、炎の魅力や石、薪の重要性が感じられる場が増えると思うと楽しみでなりません。

     

    京都府宇治市
    渋谷浩一郎